文字サイズ

MENU

放射線科

放射線科紹介

麻生病院放射線科は現在4名の放射線技師で各種撮影業務を行っております。
耳鼻咽喉科領域はごく限られた範囲の撮影となりますが、非常に微細な構造を有するために診断には高精細の画像が求められることが多く「64列マルチスライスCT」を始めとする各種撮影機器を駆使し、放射線量を最小限に抑えながら最善の画像を提供できる様に日々努めております。

機材・設備紹介

64列マルチスライスCT Aquilion / CXL Edition
(キャノンメディカルシステムズ)

64列の強みを生かし、短時間での撮影を行うことで患者さんの負担を軽減し、0.5mm撮影にて、微細な構造を描出します。
また、被曝低減フィルターと逐次近似再構成法により、小児でも極低線量ながら、診断に十分な画像を提供します

画像処理ワークステーション M900 QUADRA
(ザイオソフト)

鼻骨や顔面骨の外傷による骨折症例の3次元画像や、耳小骨や腫瘍等の、より高精細な3次元画像を提供しています。

ユニバーサルブッキー撮影装置 UBS-A
(キャノンメディカルシステムズ)

耳鼻咽喉科領域の専用一般撮影装置であり、その特徴として、X線管球と撮影台が自由に動くので、車椅子の患者さんでも、無理のないそのままの姿勢での撮影が正確に行えます。

X線TV装置 DREX-PZ10/51
(キャノンメディカルシステムズ)

X線透視により、リアルタイムに病態を観察しながら、バリウムによる消化管造影検査を行います。
嚥下障害など、気管食道領域の疾患の撮影を行っています。

パノラマ・セファロX線撮影装置 
Veraviewepocs 2DB
(モリタ製作所)

パノラマ撮影は、湾曲した顎骨を展開した画像で、親知らずの抜歯の際、下歯槽神経管の位置を知るため重要な撮影です。 また腫瘍病変では、位置や広がりを容易にとらえることができます。セファロX線撮影では、主に顎変形症等に用いられる撮影で、咬合位置(嚙み合わせ位置)や上顎骨と下顎骨の相互的位置関係等を評価します。

歯科用一般X線撮影装置 MAX iX
(モリタ製作所)

鮮明な画像が得られるため、虫歯や根尖病変など診断に鮮明な画像を必要とする場合には、必須の一般X線撮影となります。
定電圧の直流方式により、交流方式に比べ、人体に吸収されやすい軟X線の発生を抑えることができます。

歯科用IPデジタルX線画像システム DIGORA Optime
(SOREDEX社)
歯科用X線画像保管サーバー i-VIEW
(モリタ製作所)

歯科用IPデジタルX線画像システムはイメージングプレートを用いたシステムであり、高画質のデジタルX線画像は画像診断の向上や被曝線量低減に有用です。
歯科用X線画像保管サーバーはオルソパントモグラフィ、セファログラフィ、デンタルX線装置の画像処理や口腔内画像の保管管理もできる統合画像処理装置です。

PACS装置 Rapideye Hyper TFS-7000
(キャノンメディカルシステムズ)

PACSとは、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication Systems)の略称です。
当院では、DRやCTなどの画像撮影装置から発生する医用画像データを、画像サーバーに永久保存しています。
サーバーに保存した画像データはネットワークを通じて、診察室の各ユニット等、院内各所の画像ビューア端末で常時閲覧可能となっています。

デジタルX線画像診断システム DR-CALNEO C
(富士フィルムメディカル)

当院の一般撮影は、DR(Digital Radiography)システムを使用し、FPD(Flat Panel Detector:被写体を通過して照射されるX線エネルギーを検出し電気信号に変換するX線画像平面検出器) を用いて、耳鼻咽喉科領域の一般撮影や胸部などの撮影を行っています。DRはデジタル画像のため、濃度やコントラストの調整をはじめ様々な画像処理を加えることができ、少ないX線量での撮影が可能です。