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放射線科

放射線科紹介

当院は、一般撮影(レントゲン撮影)・CTの検査を365日体制で対応し地域医療をサポートしています。 放射線科では、診療放射線技師が検査を実施し、検査の画像診断を迅速かつ正確に行えるようサポートしています。そして、他の医療スタッフとコミュニケーションを図り、精度の高いデーターをもって質の高い診療の支援ができるよう日々研鑽を重ねています。また、患者様との対話を大切にしながら、安心・安全な検査が提供できるよう努力しています。

放射線科特色

  • 北見病院・放射線科は技師5名で運営され、診療各科・各部署と良好な関係を保ちながら放射線検査業務を行っています。
  • 理念のもと、「患者中心の温かい医療」と「質の高い医療」を合い言葉に、患者様が安心して受診・検査できるような環境整備を図り、サービス向上に努めています。
  • 放射線診断部門(一般撮影、CT、X線TV)において、高度・専門医療に対応した放射線機器の導入を実施して、効果的・効率的活用を図っています。
  • PACS(画像保管システム)を効率よく利用したシステムづくりを構築しています。
  • 365日診療に対応した放射線検査受け入れ体制を整備しています。
  • 「医療で地域を支える」をスローガンに地域の医療機関からの依頼検査も行い、高度・高額医療機器などの共同利用、地域医療連携を推進しています。
  • 患者様からの放射線障害・防護に関する相談にもご対応いたします。

機材・設備紹介

現在、当院には次の様な装置が設置されております。

64列マルチスライスCT Aquilion / CXL Edition
(キヤノンメディカルシステムズ)

64列の強みを生かし、短時間での撮影を行うことで患者さんの負担を軽減し、耳の疾患に対しては0.5m撮影にて、微細な構造を描出します。また、被曝低減フィルターと逐次近似再構成法により、小児でも極低線量ながら、診断に十分な画像を提供します。
耳鼻科領域 多断面再構成(MPR)
『小児』のX線撮影
歯科領域 多断面再構成(MPR)

画像処理ワークステーション M900 QUADRA
(ザイオソフト)

耳小骨や腫瘍等の、より高精細な3次元画像を提供しています。
3次元画像(3D)

歯科用IPデジタルX線画像システム DIGORA Optime(SOREDEX社)
画像処理ソフト i-VIEW(モリタ)

イメージングプレートを用いたシステムであり、高画質のデジタルX線画像は画像診断の向上や被曝線量低減に有用です。i-VIEWはデジタルパノラマ、デジタルセファロ、デジタルデンタルX線装置の画像処理や、口腔内画像の管理もできる統合画像処理ソフトです。

ユニバーサルブッキー撮影装置
 UBS-02A(キヤノンメディカルシステムズ)

耳鼻咽喉科領域の専用一般撮影装置であり、その特徴として、X線管球と撮影台が自由に動くので、車椅子の患者さんでも、無理のないそのままの姿勢での撮影が正確に行えます。

X線TV装置 
DT-MCI-3(キヤノンメディカルシステムズ)

X線透視により、リアルタイムに病態を観察しながら、バリウムによる消化管造影検査を行います。嚥下障害など、気管食道領域の疾患の撮影を行っています。
透視撮影検査

パノラマ・セファロX線撮影装置
Veraviewepocs 2DB(モリタ)

パノラマ撮影は、湾曲した顎骨を展開した画像として撮影し、親知らずの抜歯の際、下歯槽神経管の位置を知るため重要な撮影です。また腫瘍病変では、位置や広がりを容易にとらえることができます。セファロX線撮影では、下顎骨の左右非対称、上顎骨と下顎骨の相互的位置関係等を評価します。

歯科用一般X線撮影装置
MAX F1(モリタ)

鮮明な画像が得られるため、虫歯や根尖病変など診断に鮮明な画像を必要とする場合には、必須のレントゲンとなります。定電圧の直流方式により、交流方式に比べ、人体に吸収されやすい軟X線の発生を抑えることができます。

PACS装置
Rapideye Hyper TFS-7000(キヤノンメディカルシステムズ)

当院では、開院以来からのCRやCTなどの画像撮影装置から発生する医用画像データを、画像サーバーに永久保存しています。サーバーに保存した画像データはネットワークを通じて、耳鼻咽喉科の診察室や口腔外科の各ユニット等、院内各所の画像ビューア端末で常時閲覧可能となっています。

デジタルX線画像診断システム
CALNEO C 1417 Wireless SQ(キヤノンメディカルシステムズ)

当院の一般撮影は、FPD(Flat Panel Detector :被写体を通過して照射されるX線エネルギーを検出し電気信号に変換するX線画像平面検出器)を使用し、耳鼻咽喉科・口腔外科領域の一般撮影や胸部などの撮影を行っています。CsI(ヨウ化セシウム)のシンチレーターを用い、高感度かつ高鮮鋭度なので低線量で高い画質の画像を得ることができ、被曝線量が低減できます。

診療用放射線安全管理について

被ばくの低減

我々放射線技師は、常に最適な撮影線量管理、撮影技術の向上、毎日の機器の点検・管理により少しでも被ばく線量低減に寄与する努力しています。放射線(X線)検査による被ばく線量は、体型・撮影をする部位・撮影方法・撮影目的、またX線を照射する面積(照射野)によって大きく変化します。また、胸部・腹部X線撮影や、消化管の造影検査の様にフォトタイマー(自動照射時間)によって照射線量を制御する検査では、同じ体型でも被ばく線量はまったく異なります。当放射線科では、照射野を可能な限り小さく絞り不必要な部位に照射しない様に、また、CTでは必要最小限のスキャン範囲の設定をする様に心掛けています。

当院での検査の被ばく線量

その他

患者様が安心して受けられる検査を心掛けて~リラックス空間等の工夫~

閉塞感のあるCT検査室では開放感質感の高い空間になるようデザインやレイアウト、装飾など工夫をしています。、小児や恐怖心のある患者様には、リラックスしていただけるよう、壁紙にも工夫を取り入れ、心地よい空間で検査をお受けいただけます。

GALLARY